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七面堂〈スロープの章〉
前回お伝えしました雨樋工事に続き、堂内の左官工事、スロープ新設工事、
回廊設置工事も順調に進みました。

下塗りが終わり、乾燥を待っていた内壁、外壁に仕上げの漆喰を塗っていきます。凸凹ひとつない真っ白い壁面は、職人技を見た目で伝えてくれます。


かねてから必要性を感じていた、足の不自由な方でもお参りしやすいようにスロープを設けました。石を積んで基礎を造っていきます。


表面を滑りにくく加工した、御影石を敷きつめて完成です。石の配置は副住職が考えました。廊下の奥には、立派なつくばいも置いてもらいました。


本堂と七面堂の間には新たに回廊が設置されました。スロープをあがると、車椅子でも本堂正面から入れるようになりました。
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七面堂〈雨樋の章〉
大詰めを迎えた七面堂改修工事。今回は、先月行われた雨樋設置と電気工事の様子をお伝えします。


樋の設置を2人で手際よく進めていきます。
今回も銅製の樋を準備してもらい、寺院建築ならではの風合いが楽しめそうです。
まずは、軒樋の勾配を計算しながら樋受け金物を打ち込んていきます。


続いて軒樋を打ち込みに固定していきます。集水器を取り付け、たて樋につないでいきます。これで雨が降ってもひと安心です。


堂内では、電気の配線工事も同時に進んでいきます。最上部の照明設置は高所での作業となります。配線も柱の色に合わせて、黒色のコードを準備してもらいました。照明器具は庫裡に設置したものと同様に、木製オリジナル照明となります。
出来上がりが楽しみです。
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七面堂〈吊り階段の章〉
現在、七面堂改修工事は最終段階を迎えています。
今回は3月中の様子を、お伝えすることにしましょう。


西側外壁の傷んだ部分を取り除いて、補修していきます。彫刻が施された柱も出てきました〈写真左上の辺り)。二階部分には回廊が作られていきます。


手摺(以前、本堂廊下に設置していたもの)をつけて、色を塗ります。
外ではスロープの石積みに際し、石碑を移動させました。


二階からの吊り階段を仕上げています。筆頭総代自らも、階段を吊るすロープや滑車の位置を確かめています。


外壁の漆喰作業も同時に進行していきます。
休みの日には小僧さんも、現場の進行状況を確認しながら楽しんでいます。
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七面堂〈瓦葺きの章・後編〉
瓦の葺き工事も、先月末に無事終了しました。
今回は完成に至るまでの様子を、お伝えしたいと思います。


上段屋根の瓦葺きが終わると、今度は下段の屋根へと移っていきます。
始めに巴瓦を線に合わせて一直線に葺き、その後、平瓦・丸瓦と手際よく重ねていきます。


あっという間に東面が葺き終わってしまいました。今度は南面へ移っていきます。


下段の屋根がほぼ葺き終わると、今度は上段屋根の最上部分を葺いていきます。地上では瓦を削ったり、穴を開けたりと、上下で同時に作業は進んでいきます。


本堂屋根と重なる部分は、狭い空間での作業となりました。
七面堂全体が本瓦葺きとなり、本堂、鐘楼堂と併せても立派な屋根になりました。
今回も、古瓦を再利用した瓦葺き工事となりました。古いからといって処分されている物でも、まだまだ利用できる物は沢山あります。江戸時代のリサイクル文化が現在によみがえれば、地球環境にも優しいのに… と、つくづく思います。
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七面堂〈白壁の章〉
上段屋根の瓦葺きがだいたい出来上がると、今度は左官さんによる壁の塗り作業が始まります。

寒さの中でも、集中力が要求されます。下地作りが、重要な作業のようです。
漆喰の痛んだ箇所をはがし、下地を塗っていきます。下地の良し悪しで、漆喰の塗り具合が大きく左右されるようです。

難しい体勢での作業が進みます。いよいよ漆喰が塗られていきます。
窓枠部分にも下地を塗っていきます。下地が出来上がると、今度はいよいよ純白の漆喰を塗る作業です。数ミリの厚さで均等に塗っていく、ここにも職人の技が光ります。

白さが映えます。間近で見ると、仕事の素晴らしさを実感できます。
寸分の狂いもなく塗られた漆喰。材料の調合にも経験がものを言います。
まさに日本の伝統とも言えるでしょう。
今後も左官さんにより、眩いばかりの白壁がつくられていくことでしょう。
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七面堂〈床板の章〉
先月中旬より、堂内の床板はりも進んでいます。

重厚な床板が敷かれていきます。大工さんにより、一枚一枚精確に固定されていきます。
この板材は、ご縁があってOさんからご寄進頂いたもので、厚さが5僂呂△蹐Δという地物の松の乾燥材です。大工さんに製材してもらい、一枚一枚個性のにじむ板を敷きつめていきます。

白壁を抜いて、窓枠をこしらえます。ここに火燈窓が設置されます。
この間、壁を抜いて窓枠をつくります。本堂と七面堂の間には、4つの火燈窓が設置されます。

最近、これだけの板間を見ることは珍しいようです。廊下にも敷きつめられていきます。
堂内には全面に床板が敷きつめられました。木の香りが心を落ちつかせます。
さらに、本堂との間の廊下にも敷きつめられていきます。

今まではジュウタンが敷かれていました。板になると、雰囲気ががらりと変わりました。
内陣にも床板を敷きつめます。木の温かみが増してきます。
正面の窓も火燈窓になる予定です。
今後も、大工さんによる内装工事は進んでいきます。
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「再利用」の必要性
時間を重ね、味わいの増した古瓦を頂き、有り難うございました。

現在、当山では七面堂の改修工事を進めており、屋根には年代物の古瓦を葺いてもらっている。施工業者の藤井製瓦工業では、昨年末より古瓦をリサイクルした新事業を展開しており、マスコミでも取り上げられ話題になっている。当山では「平成大改修事業」に際し、本堂、鐘楼堂、宝物庫、水盤舎、井戸屋等の屋根には古瓦を葺いてもらっているが、わざわざ手をかけても古い物を再利用するということに、とても満足している。瓦のみならず木材や石材等も時代がかったほうが、味わいのみならず価値もでてくるものだ。
先週、福山商工会議所名誉会頭の松本様より古瓦をご寄贈頂いた。松本様からは、福山城東外堀の石垣を当寺に移築した際にも、石垣上に据える長石を数十本寄贈頂いており、何かとお心遣いを賜っている。当日は奥様が広い邸宅内をわざわざご案内くださり、また同行頂いたた筆頭総代、総代が見守るなか、藤井製瓦工業による移動作業が行われた。移動に際しては、福山城西病院さんも駐車場をご好意で貸して下さり、スムーズに作業が進んだ。こうして、皆様の善意の元に移動した古瓦が、再び当寺にて再利用されると言うことは、嬉しくもあり、また光栄なことでもある。
『再利用』、この言葉に、これからの我々に必要な多くの事柄が凝縮されている気がする…
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七面堂〈瓦葺きの章・前編〉
新年を迎え、6日から七面堂の改修工事が始まりました。
昨年末からの様子と併せてお伝えします。


塗りつぶされていた二階部分の明かり窓も再び開かれ、新たな窓枠が大工さんによって組まれていきます。
屋根裏や梁、柱には、劣化を防止する為の塗料が塗られていきます。


屋根には瓦葺きの下準備となるシートが敷かれていきます。
一面に敷きつめられ、その上に細長い板が打たれていきます。


屋根には昇降機で瓦が運ばれていきます。いよいよ瓦葺きの始まりです。
ここからは瓦職人の腕の見せ所、緊張感をもっての仕事ぶりが目を引きます。


高い場所での作業ですが、手際よく瓦が葺かれていきます。
古瓦を使い本瓦葺となった屋根は、次第に重厚さを増していきます。

次回は瓦の葺き終った七面堂をお伝えできる事でしょう…
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七面堂 〈梁・屋根地の章〉
今年も残すところ2週間となりました。七面堂の工事も日々進み、その風貌が大きく変わってきました。

太い梁を、職人さんが上手に加工していきます。2人で数百キロもある梁を、簡単に組んでしまいました。
建物全体の強度を増すために、梁を2本足すことになりました。梁に使う木材は切り出しの大木で、曲線を描いた丸太を準備してもらいました。微妙な角度を計算し、加工していきます。吊り上げは人力作業で、2人の職人さんがあれよあれよと組んでいきました。

屋内地もすべて取り替えられました。屋内も、順次手が入っていきます。
次に屋内の修繕も手がけます。床下は補強し、正面は火燈窓を思わせるデザインに仕上げてもらいました。
最上部の屋根地も全て新しい板に取替え、今までの隙間が無くなりました。

屋根には、七面堂の“シンボル”が再現されていきます。仕上りが楽しみです。
昭和三十年代の写真を見ると、屋根上には四角すいの仏舎利塔を思わせる細工がされていました。その写真を何度も見ながら、当時の七面堂を再現していきます。この塔型の屋根が、七面堂のシンボルとなることでしょう…
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不思議な“護り”
材木が積まれた倉庫。不思議な“護り”を戴いているようです。

昨日、七面堂にて使用する木材が保管されている倉庫に、筆頭総代、棟梁、関係者数名で材料をいただきに出かけた。実はこの木材、ある方から全て寄進していただいた物である。偶然か因縁か、当寺の平成大改修事業に関しては“ここぞ”と言う時に、必要な物を寄進してくださる方が必ず現れ、有り難いことに大変助かっている。お蔭で、途切れることなく工事も進んでいる。
石垣に始まり、長石、古瓦、古材、建具、照明、植木、その他諸々… ご縁がなければあり得ない話ともいえるが、そんな数多くの物がこのお寺に来るのも、やはり意味が有ってのことであろう… お話のほとんどを持って来て下さるのは筆頭総代を始め、当山と縁のある檀徒や関係者の方々である。
その昔、当寺に足を運んで下さった方々、ご縁のあった方々の末裔が、時代を超えてお寺の興隆に寄与して下さっていると感じる。今回の七面堂改修工事にしても、当寺に眠る檀家やご先祖様が、もの言わず後押しをして下さっている気がしてならない。やはりお寺は、過去を生きた方々に供養を捧げ感謝する場所とも言えよう。日々の読経や善行にてこの御恩に報いていけるよう、この先も精進して参りたい。
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