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師弟三代での彼岸会

秋分の日、当山にて『秋季彼岸会法要』を執り行った。いつも大勢の方がお参りして下さり有難く感じる。

この度、息子は信行道場での35日間の修行を終え、教師認証を受けてから初めての法要となった。今まで親子三代で法要をおこなったことはあるが、僧侶として師弟三代での法要は初めてである。

法要後には教師になりたての恵精上人が、信行道場での想い出や所感を40分ほどお話させて頂いた。前日には「15分ほどで話が終わってしまうかも…」と言っていたのが嘘のようである。そんな息子の話を檀信徒の皆さんは笑顔で聞いて下さっていた。

また、教師認証を受けた恵精に対し、総代・役員の皆様から法衣・袈裟を揃えるための御祝を頂戴した。さらに当日その話を聞いた檀信徒の皆様からも、御祝や激励のお言葉を沢山頂戴した。こうして祝福される弟子の姿を見て、いつか来る住職交代の時までに師匠として様々な事を伝えていかなくてはと感じた。

また父親としても、とても嬉しく記憶に残る秋の彼岸会となった。

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今夏の暑さ

先月末から回りだしたお盆棚経も13日に終わり、14日は当山で盂蘭盆会法要を行いご先祖様に御回向を捧げることができた。

今夏は猛暑日が連続し熱中症には気をつけていたが、本堂内の気温も尋常ではなくもはや扇風機だけでは暑さをしのげない状態であった。お参りの方に何かあっても大変である。そこで、この度はエアコン設備のある七面堂にての法要に変更を試みた。

70名を超える檀信徒が暑いさ中、法要に参加して下さった。しかも事前に法要会場の変更を知らずにである。各家のご先祖様に対するご供養の気持ちは、暑さとは関係ないのである。

「善行を積む者には善いことがおとずれる。」今年は汗をかかずに法要を営むことができ、お参りの方の喜ぶ姿にこちらも嬉しくなった。

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逆修法号授与式

過日、筆頭総代のご長男夫妻に逆修法号を授与させて頂いた。

当山の復興事業、平成大改修への多大なる貢献、宗門からも一級法労章を頂いている筆頭総代、ご自身も奥様もまたご両親も逆修法号を授与されておられた。ご長男さんも仕事に家庭に充実しておられ、筆頭総代と菩提寺とのお付き合いもよく理解してくださり、仏事においても必ず顔を出して下さっている。今般、そんなご長男夫妻への法号授与式であった。

生きている時に法号を頂くことは決して珍しいことではなく、仏門に帰依した時に頂くのが本来の形であろう。時代の流れのなかで、人が亡くなった時に法号(戒名)を頂くのがごく当然のように思われるようになり、本来の形が崩れてしまっていることを説く僧侶も少なくなっているのが現状であろう。

その人と接し、その人の生き方を知り、そして未来への祈りを文字に込めて表すのが法号だと思う。どうかご夫妻ともに法号に込められた‟祈り”を感じて頂き、ご家族皆が幸せにお過ごし頂ければと願うものである。

南無妙法蓮華経

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信行の素晴らしさ

当山では毎月1日に『盛運祈願会』を開催している。かれこれ20年近く続けているが、開始当時から参加して下さっている方も多い。ことに毎回「懺悔」と「一部経読誦(訓読)」を続けており、今年は一部経も二巡目に突入している。こうして信行会に参加して下さる方は信仰が厚く、病気や困難に遭遇しても不思議なことに必ず諸難を乗り越えておられる。そんな篤信の皆さんに日頃の感謝と種々の御祝も込めてこの度「昼食会」を催した。

ことに98才の前総代と義父は、千ヵ寺巡りを成就しておられる。この度筆頭総代は、150年前の商家を自身の運営する博物館の別館として移築オープンされた。病気を患われた檀家さんも無事回復することができ、来年の白寿を筆頭に米寿、喜寿、古希の長寿祝いの方もおられ、信行のお蔭で皆さん元気で幸せに年を重ねておられるようである。

お寺という一つの核を中心に人が集まり、喜怒哀楽を分かち合い、信仰により心の安寧をはかり、みなで支え励ましあいながら人生の充実をはかる。寺族にとっても有難くかけがえのない時間だと感じる。

この度の昼食会では、みなさんの心温まるお話をお聞きすることができた。またこうして楽しめるような催しを、色々と企画していきたいものである。

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草取り奉仕

この時季、黙っていても生えてくるのが雑草である。境内地が広いので、取っても取っても次から次から生えてくる。まさに‟いたちごっこ”である。この度、「草取り奉仕」を檀信徒の皆さんにご案内したところ、10人の勇者がお手伝いに参上してくださった。

早朝は涼しく曇り空だったので「今日は草取りが楽そうだ」と思っていたところ、開始時間が近づくと頼んでないのにお天道様がギラギラと応援をし始めてくれた。本日の予定は、石畳スロープと参道周りの30分二本勝負である。皆さんそれぞれが手ぐわを片手に、1本目の勝負に取りかかってくださった。

1本目が終わり、インターバルで水分補給をしていると、今度は職員と年長組の子ども達が草取りに参戦してくれた。園長と副園長、檀家の方々が頑張っているのを見て自主的に応援に来てくれたのである。子ども達、職員さん、ありがとう!

その後2本目の勝負でも、石畳スロープと参道周りを見違えるほど綺麗に除草することができた。

こうして集まってくださった10人の勇者のお蔭で、境内の除草作業をスムーズに進めることができました。こうした奉仕活動こそが布施行であり、その善行は巡り巡って自身に還ってくることでしょう。

ご協力くださった皆さん、暑い中ありがとうございました。合掌

 

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母への孝養

先般、ある檀家の通夜・葬儀を当寺にて執り行った。74歳になる喪主とその姉は、亡くなられた99才の母が寂しくないようにと二晩母の横に枕を並べて寝泊まりされた。

自分を産んでくれた母親と枕を並べて寝れる時間は限られている。子どもの頃は当たり前のように一緒に寝るが、大人になるとそうした機会はまずないと思う。まして親が亡くなった時、親の側に付き添って寝れる人がどれだけいるだろう…

孝養は目には見えないようだが必ず伝わるものである。そして、故人から家族への「ありがとう」の声が聞こえるような気がした。

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平成30年度『七面大明神大祭』

昨日、当山の守護神『末法総鎮守七面大明神』様の大祭を奉行した。天候にも恵まれ、多くの方が参詣してくださった。

年に一度の祈願会、「身体健全」を始め「除厄開運」「商売繁盛」「良縁成就」等々、参詣者も共に読経し、お加持を受けて頂いた。法要に参加し、自ら読経し、素直な気持ちで祈りを捧げる者に、ご加護は降り注ぐことであろう。

またこの度は、親子三代で法要を勤めさせて頂いた。息子も本山務めの甲斐あってか立派に木鉦が打てるようになっており、若かりし頃、同じ本山に勤めていた祖父も終始にこやかであった。寺族にとっても気持ちの良い大祭となった。

七面大明神様に感謝の法味を捧げたいと思う。南無妙法蓮華経

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春のお参り

暖かくなったと思えば寒さがぶり返したり、この時季は体調管理にもとかく留意が必要となる。

お彼岸に入り連日の雨模様となったが、当山の春季彼岸会には多くの方がお参り下さった。ことに雨で足元が悪く、寒い中お参り頂くだけでも、皆さんのご供養に対するお気持ちがヒシヒシと伝わってくる。

この度の法話では、「突然の看護や介護に備えて。」と題してお話させて頂いた。元気に生活していることが当たり前のように感じられるが、誰しも「生・老・病・死」の「四苦」から逃れることは出来ない。また、病や死は予測できず突然やってくるものなので、ある程度の覚悟と準備は必要である。自分の心身が自分でコントロールできず、誰かの手を借りなくては生活できなくなった場合、予め意思表示をしておくことが重要となる。

病や死を意識しながら生活することは容易くはないが、もしもの時の為に自分の意思を何かの形で誰かに伝えておくことは大切であると再確認して頂けたようである。

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第13回『浄心水行』 其の二

前回に続いて、沢山の女の子たちも参加してくれました。

最年少は4才の在園児でした。年上のお姉ちゃん達も可愛らしいですね。

始まる前はとても自然な雰囲気です。

整列してお題目をお唱えしながら行進していきます。

真っ白な水取行衣が映えます。

どの子も一生懸命寒水を被っていました。

普段の生活では絶対に有りえない‟特別な瞬間”です。

「第三座 少女の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

11回目・塚村翠怜(16)

7回目・野韆衆鼻11)、三田朱璃(12)、沖田楓樺(17)

4回目・寺山心友実(8)

3回目・木村ひまり(7)、木村双葉(9)

2回目・坂本華乃(12)

初  回・坂本華音(4)

続いて、一般の部に移ります。わが子が頑張って被るということもあり、お母さんも2名参加してくれました。

ベテランたちの中で、母親の輝かしい姿を見せてもらうことができました。

「第四座 一般の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

13回目・山本真史(46)

10回目後川幸太郎(50)

9回目・野霏郢法46)

5回目・倉田雄一朗(44)

4回目・寺山武(46)

3回目・木村龍胆(39)

2回目・坂本知宏(44)

初 回・寺本裕子(32)

本来なら四座で終了のはずでしたが、「更に心身を浄めたい」との要望で、ベテラン達で五座目を行うことになりました。

粛々と寒水をその身に浴びせていきます。

水盤の水が無くなるくらいの勢いで、沢山の寒水を頂きました。さすが日々の鍛錬を重ねている人達はどこか違います。

「第五座 一般の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

13回目・山本真史(46)

10回目後川幸太郎(50)

9回目・野霏郢法46)

5回目・倉田雄一朗(44)

4回目・寺山武(46)

3回目・木村龍胆(39)

全五座 水行導師 佐伯恵順(47)】

怪我なく事故なく『浄心水行』が無事終わり、講堂で住職の法話が行われました。そしてこの度5回目の参加者には、5回成満の記念品が授与されました。

更に、この度10回目の参加者には、10回成満の証となる特別記念品が授与されました。

締めくくりには、森藤明 龍真会・ドラゴンジム最高師範からも「浄心水行に参加することの素晴らしさ」をお話頂きました。

水行前の準備や水行後の着替・片付け等を毎回手伝ってくださるご婦人方、さらに当日の写真を撮って毎回データを提供して下さる塚村ご夫妻を始め、当日お手伝い頂いた皆様には心から御礼申し上げます。

今後も子ども達や親御さん、縁ある方々の‟浄心”が芽生えますよう、こうした仏道修行に触れる機会を提供していきたいと思います。

本年も善い年となりますよう、ご祈念申し上げます。南無妙法蓮華経

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第13回『浄心水行』 其の一

平成29年を締めくくるべく『浄心水行』の準備も万端に夕刻を迎えた。大晦日の天気予報は雨であったが、仏天のご加護か、空は澄み渡り月光がまばゆく輝いていた。

午後7時半、本堂にて1年の締めくくりの読経をさせて頂く。

水盤にご祈祷を修し、この後行われる『浄心水行』の安全をお祈りした。

集合時間が近づき参加者が集まり始めた。まず目にするのは『誓約書』である。

自己責任にての参加を誓約し、ここで気持ちが引き締まるようである。

そしていよいよ一座目の始まりを迎える。一座目の内、4名が在園児・卒園児であった。園長としては、嬉しい限りである。

幼少と言ってもどの子も回数を重ねての参加となり、水をかぶる姿は実に堂々としている。

水行が終わって戻っていく際も、合掌をして清々しい表情であった。

「第一座 幼年・少年の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

6回目・平田蒼佑(10)、三田真之祐(11)、川想太(11)

5回目・藤原有真(10) 

4回目・廣瀬瑛士(10)、宮宗大輔(10)

2回目・川白翔(6)、寺本翔栄(7)

 

続いて青年と一般です。受験を控えた中・高生も頑張って参加してくれました。その気持ちが‟合格”を導いてくれると感じます。

こちらも回数を重ねたベテラン組になります。息を合わせて被ることが自然にできています。

もちろん、お題目をお唱えしながら合掌にて引き上げていきます。

「第二座 青年・一般の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

11回目塚村颯実(18)

10回目・山本峻大(18)、渡邉貫太(20)

8回目・野靂井董13)、沖田汰久弥(15)

7回目・神崎聖(52)

4回目寺山芯平(11)

3回目本周作(22)

其の二へ続く…

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