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身体健全

過日、当山の守護神である七面大明神様の大祭を奉行した。お参りの方と共に読経し、1年の健康や安泰をお祈りした。

この世に生を受けた者が逃れることの出来ない苦しみを『四苦』という。いわゆる『生・老・病・死』四つの苦しみである。その一つ‟病”をとってみても、好き好んで病気になりたい人など一人もいないはずである。大切なのは、健康であることがどれだけ有り難いことか気づき、また感謝することではなかろうか。

大祭では、僧侶が読誦する法華経の功徳をその身に浴びながら自身も読誦唱題し、健康を願いながら神仏に法味を捧げることで霊験が現れてくると感じる。当山の七面大明神様も、手を合わせ感謝を捧げる者をきっと見守ってくださることであろう。

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春の彼岸会 2017

草木の芽吹きを一段と感じるようになった春分の日、当山では春季彼岸会法要が奉行された。

今年最初の供養会ということもあり、多くの方がお参りに来てくださった。特に小さな子ども達の姿が沢山あり、いつもより平均年齢が下がったことは間違いないようである。「お寺=高齢者」というイメージがあるかもしれないが、行く先のことを案じるならば、先ず子や孫たちを寺に連れてきてほしい。子ども達には何をしているか分からないかもしれないが、お寺に誰と来てどんなことをしたかがおぼろげながらでも記憶に残れば、自然に手を合わせることが出来るようになるからである。

とかく春秋の彼岸は季節の変わり目ということもあり、お亡くなりになられる方も多い。誰しも最後に行き着く所は‟死”であるが、‟生”ある時にこそ別れを意識することは、子や孫にとっても意味のある善行につながると感じる。

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水行

本日、100日間の『水行』を無事終えることが出来た。数える事、実に26年である。始めた年は新宿の常円寺に随身しており、御前様(御住職)に「水行をさせて頂いてよろしいでしょうか。」とお伺いした時、「おお、頑張れや!」と笑顔で言ってくださった事が忘れられない…

全国には、まだまだ年数を積まれた僧侶もたくさんいると思うが、自分も続けられる限りは精進していきたいと思う。怪我や事故なくお守り頂いた水神明王様、当山御守護の諸天善神様に感謝申し上げ、『水行』の素晴らしさを縁ある方々にも伝えていければと思う。合掌

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第12回『浄心水行』 番外編(後編)

第三座目は、少女たちにお父さんが加わりました。父と娘、そして真冬の水行… なかなか無いスチュエーションです。

男の子の下帯の雰囲気とは違って、白の水取行衣が清廉さをかもし出しています。

女の子たちも堂々と、そして一心に寒水をかぶってくれました。

最後は一般の部、常連達はまさに余裕の表情です。

水行桶から水を汲んで…

エイッと首筋に寒水を打ち付けます。子ども達の倍の杯数をかぶりました。

水行が終わると、住職が毎回訓話をさせて頂いております。この度、5回目の参加となった川君と平田君には、記念品の腕輪守りが贈呈されました。二人とも明浄保育園の卒園児です。園長としても嬉しい限りです。

続いて10回目の参加となった塚村兄妹には、特別腕輪守りが贈呈されました。10回=10年、年月の重みをヒシヒシと感じます。兄妹共に道場にて幼少期から修練を継続しています。親御さんの生き方が、子ども達に表れていると感じます。

中学生の時に学校新聞の取材で来てくれた笠原君、今や20才のイケメンになっていました。今回は大学受験を終え、志望校の立命館大学に入学できたお礼参りを兼ねての4度目の参加となりました。「今どきの若者」にも素晴らしい子は沢山います。

龍真会・ドラゴンジムの森藤明最高師範。第1回目から毎年参加して下さり、道場の門弟たちに精神修養の一環としても参加の声かけをして下さっています。こうした大きな支えがあるからこそ、子ども達は自身を磨く機会を得ることができると感謝しております。

 

当日のお手伝いや写真提供をしてくださった塚村さんご夫妻には、再度御礼申し上げます。一つの行事として考えると、自分では動けない部分をお手伝い頂けることがとても有難いです。こうした皆さんの支えと、水行をするという参加者の意気込みが『浄心水行』を尊い年越し行事にしてくれていると感謝しています。私も気力体力が続く限りは継続したいと思います。また大晦日にお会い致しましょう。ありがとうございました。

 

年明けに広島県立美術館にて二科展が開催されました。『浄心水行』という題にて掛谷春夫さんの作品が入選し展示されました。

第11回の時の写真になりますが、ご紹介させて頂きます。

尚、掛谷さんは入選が決定した時に、同じ写真を額に入れて「いい写真が撮れた御礼です。」と、当寺に持参して下さいました。こうした写真家がいることを嬉しく思います。その節はありがとうございました。そして、この度はおめでとうございます。合掌

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第12回『浄心水行』 番外編(前編)

いつもご夫婦でお手伝いしてくださる塚村さん。奥さんは水行前後の子ども達のお世話や片付けを、ご主人は私たちに代わって記録写真を撮影してくださる。娘さんと息子さんはこの度なんと10回目の参加となった。今回も記録写真のデータを早々にお持ち下さった。ほんの一部ではありますが、ダイジェストで紹介させて頂こうと思います。

参加者は必ず誓約書に記名してもらいます。受付のお手伝いは前述の塚村兄妹です。

第一座目、水行前の子ども達の様子です。何が始まるのかワクワクしています。

水行直前の記念写真、前列の子ども達は初めての経験となりました。

水の冷たさに驚きながらも、一生懸命水をかぶる子ども達です。

頑張っている姿は微笑ましくもあり、感動的でもあります。

冷えた体を素早く拭き、濡れた下帯を脱いでいきます。女性人のお手伝いが本当にありがたいです。

第二座目は少年・青年の部です。空手道場で共に汗した青年たちが久しぶりに顔を合わせます。

前列の子ども達も、あっという間に後列のお兄ちゃんのように大きくなります。続けることの大切さと子ども達の成長には感動を思えます。

参加回数を重ねてくると、水行も息が合って美しいです。

経験者にしかわかりませんが、あまりの水の冷たさに反射的に笑いが出そうになることもあります。

勿論、かぶり終わった後には何とも言えない達成感と満足感が溢れてきます。

仲良し4人組で「ハイ、ポーズ!」 みんな立派に成長しています。次回の参加も楽しみにしています!

 

後半へ…

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第12回『浄心水行』 其の二

続いて第三座、可愛らし女の子たちも昨年に続いて頑張りました。この度は、お父さんと娘さんが一緒に出座することが出来ました。

娘さんの背中を見ながら入場です。お父さんは嬉しかったでしょうね。

女の子たちの行衣の白色がとても映え、男の子たちとはまた違った雰囲気の水行となりました。

「第三座 少女の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

10回目・塚村翠怜(15)

6回目・野韆衆鼻10)、三田朱璃(11)

3回目・寺山心友美(7)、寺山武(45)

2回目・木村ひまり(6)、木村ふたば(8)、木村龍胆(38)、

    山本周作(21)

 

締めの第四座は「一般の部」常連に2名の初挑戦者も加わりました。

12回の全出者を筆頭に9回、8回と回を重ねたつわもの達です。

一般の部は、かけ声に合わせて15杯の寒水をかぶりました。

水しぶきは、弧を描いて飛び散ります。

上級者はかぶり終わっても動じることはないですが、初めての人はさすがに衝撃が強かったようです。

 

「第四座 一般の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

12回目・山本真史(45)

9回目・後川幸太郎(49)

8回目・野霏郢法45)

6回目・神崎聖(51)

4回目・倉田雄一朗(43)

3回目・磯邊武志(38)

初 回・赤松篭(27)、谷掛太輔(37)

全四座 水行導師 佐伯恵順(46)

 

この度もケガなく事故なく、無事『浄心水行』が終わりました。

その後、講堂で住職の挨拶を聞き、参加者全員が本堂にお参りし、

除夜の鐘を衝いて新年を迎えました。

平成29年が皆さんにとって良い年となるよう、心からお祈り申し上げます。合掌

 

番外編へ続く…

 

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第12回『浄心水行』 其の一

今年で12回目となる『浄心水行』、干支で言うと一回りを数えました。

この度は38名の善男善女が寒水をかぶり、1年の穢れを洗い流しました。

先ずは『安全祈願』から始まります。住職となって初めての大晦日、今回からは水行前に自身で祈願を行いました。

水盤を前にしての修法では、事故や怪我なく水行が無事終わるようにと自然に力が入ります。

そしていよいよその時が… 龍真会門弟をはじめ、当園からは在園児4名、卒園児3名が参加してくれました。

初めて参加する在園児は水の冷たさに奇声を上げていましたが、一生懸命かぶっていました。

炎に照らされながら帰っていく、子ども達のフンドシ姿が微笑ましいです。

「第一座 幼年・少年の部」 ※参加回数 ( )内は年齢
5回目・平田蒼佑(9)
4回目・藤原有真(9)、 
3回目・廣瀬瑛士(9)、宮宗大輔(9)、
初 回・川白翔(5)、三谷亮仁(6)、岩木浩都(6)、

    宮岡佳希(6)、寺本翔栄(6)、山本春彦(9)

 

続いて少年・青年の部、みんな回数を重ねた‟ツワモノ”ばかりです。

参加する者は勿論ですが、家族や応援する者から見ても忘れられない光景です。

皆で息を合わせて…

…安処法座』水しぶきが辺りに飛び散ります。

「第二座 少年・青年の部」 ※参加回数 ( )内は年齢

10回目・塚村颯実(17)

9回目・山本峻大(17)、渡邉貫太(19)、岩佐和輝(21)

7回目・野靂井董12)

6回目・後藤詠大(12)

5回目・三田真之祐(10)、川想太(10)

4回目笠原透摩(20)

3回目寺山芯平(10)

其の二へ続く…

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平成29年(丁酉)元旦

 

明けまして、おめでとうございます。

本年も、宜しくお願い申し上げます。

 

法鏡山 實相寺

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1年ぶりの来寺

昨日、山陰からあるご家族がご来寺された。ちょうど1年前、7回目の水子供養に来られたご夫婦である。その時奥さんは大きなお腹をしており、間もなく出産予定日を迎えるとのことであった。

「新しい命」http://blog.jissouji.jp/?eid=1615925

あれから1年、1歳になる可愛らしい娘さんを連れての出産報告であった。しばし歓談の後、本堂で読経し水子霊位にも供養を捧げた。

初めて当寺に来られたのが平成20年、かれこれ8年のお付き合いになる。こうして毎年、亡くなった我が子のご供養に来られ、この間、結婚・出産を経て、今は子育てに奮闘されるお二人の姿を見て、とても心が温かくなる。

『人との出会いは、偶然ではなく必然。』これから先も、この善き仏縁が続くことを願い、娘さんの成長とご家族の幸福をお祈りしたい。

この度のご来寺ありがとうございました。また、来年お会いできることを楽しみにしています。合掌

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プチ団参旅行

先月、檀家の皆さんと、三原・竹原を‟プチ団参旅行”で巡ってきた。日頃お世話になっている檀家の皆さんと楽しい時間を過ごしたいと色々考え、先ずは近場からと今回の企画に至った。

三原・妙正寺では、本堂にて一読後、堂内や寺宝を拝観させて頂いた。

その後、境内を散策させて頂き、建造物についての説明も聞かせて頂いた。

鐘楼堂の梵鐘は1576年鋳造ととても古く、市の指定文化財でもある。

今回参拝させて頂いた妙正寺は、三原浅野家の菩提寺で歴代の城主もお祀りされ、多くの文化財も有する立派な寺院である。ことに實相寺檀家のご先祖が妙正寺第20世ということもあり、皆で一緒に墓参出来たことはとても意義深く感じた。温かくお迎え頂いた柴田住職には、厚く御礼申し上げたい。

その後は一路竹原市に移動し、ホテルにて昼食。元気をつけてから、街並み散策となった。

竹原の町並み保存地区は、風情漂う実に素敵な場所である。

旧家の中を拝見したり、

竹鶴酒造のマッサン・リタの記念像(實相寺宗祖銅像を手掛けた竹中銅器鋳造)の前でポーズを決めたり、

‟竹原の清水の舞台”を見学したり、楽しく心地よい時間を過ごすことが出来た。

こうして檀家の皆さんと団参をすることで学びながら楽しい想い出をつくることは、人生の上でも大切なことだと感じる。今を支えて下さっている皆さんとも、さらに心に残る時間を増やしていきたい。

 

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