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尾形光琳第300回忌
「琳派」と呼ばれる画派の始祖として有名な尾形光琳。ことに、「風神雷神図」を描いた人物といえば、分かりやすいかもしれない。その尾形光琳第300回忌大法要が、光琳の眠る京都大本山妙顕寺でとり行われた。


尾形光琳の曽祖父道柏の妻は本阿弥光悦の姉であり、光悦と光琳は遠い姻戚関係にあったようだ。その血統には芸術にまつわるDNAが脈々と流れていたのかもしれない。能楽、書道、茶道の才能もさることながら多くの人脈やパトロンをもって装飾画家の先駆者となった光琳、没後300年を迎えてもその人気は薄らぐことがない。芸術の中で表現される‟美”、その美しさを表現できるのは物事の‟終”を理解していたからではなかろうか。生と死を見つめ、芸術を深め、そっと信仰に寄り添った光琳、素晴らしい300回忌の法要であった。
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